2019年11月9日土曜日

札幌展示会

12月4日(水)から8日(日)まで、今年も札幌oteshioにて
展示会が始まります。
帯留めにもなるブローチや木の実モチーフのピアスなどを出展予定です。

新作のナナカマドのブローチです。

ナナカマドの赤い実は丸く削り出した純銅を緋銅色に仕上げました。
木の実ひとつひとつを少しずつ色を変え、多彩な自然の色味を表現しています。
トーンを抑え目にした、いぶし銀の枝葉が赤い実を引き立てます。

北海道では街路樹に多くナナカマドの木が植えられているそうです。
雪景色と赤い実のコントラストのように、このブローチもさり気なく装いを引き立てる
ワンポイントになるよう製作しました。

お越しの際はどうぞお手にとってご覧くださいませ。
写真ではお伝えできない裏面の仕上げや、葉の葉脈の表情など。
また、鏡にあわせたときの全体の様子などもご覧いただければと思います。

期間中7日(土)・8日(日)は作家も在店いたします。





2019年10月11日金曜日

名古屋個展 日程変更のお知らせ。


初日の12日(土)と13(日)は作家が店頭に立つ予定でしたが、
台風の影響の為、12日お店の営業はお休みとなりました。
翌日日曜日から個展スタートです。

交通機関の運行にもよりますが、作家在店は13日(日)を予定しています。

2019年10月5日土曜日

秋の展覧会 名古屋

10月12日(土)から10月27日(日)まで
今回3回目となる名古屋栄フーリゴシェドさんでの展示が始まります。
木の実や落ち葉、小枝などの秋らしいモチーフがいっせいに並びます。

Pierce "Twig" K18 
小枝がモチーフのピアス。
質感や表面の細かな模様にまでこだわり作り込まれています。
シンプルで直線的なデザインは日常使いから、少しかしこまった場まで合わせやすく、
様々なシーンで身に付けたくなるピアスです。


Pierce "Fallen leaves" K18
とても小さなケヤキの落ち葉
森の散策途中に見つけた小さな落ち葉がモチーフ。
森を抜ける風にふわりと飛んでいきそうな軽やかな印象のピアスです。
葉自体に動きを持たせ、薄いなかにも立体感が生まれるポーズに仕上げています。

Pendant  "Pinecone"  "Acorn"  K18
松ぼっくりと、ドングリ。
松ぼっくりは規則的に並ぶ深く入ったスリットが、陰影のコントラストを生み出します。
丸みのある輪郭と鋭く切り取られた鱗片の対比。松ぼっくりの造形的な魅力が表現できた
ペンダントになりました。

ドングリはころんとした形に仕上げ、胸元でさりげなく揺れる小さなチャームに
なればと思い作りました。写真ではみえづらいですが、先端や笠の部分のにも
こだわった細工が入っています。


Brooch "Savage" SV925
野葡萄のブローチです。
3つの方向に向かう葉っぱと、その中心にある丸い実の組み合わせが
精密な中にも、どこか愛らしい雰囲気のブローチです。
糸ノコで透かした虫食い穴がアクセントになっています。


どれもが小さなオブジェになるような作品づくりをしていますが、
今回ご紹介したものはどれも身に付けると、またひとつ
違った魅力を見せるものばかりです。

年に一度の名古屋での展示。お店ではどうぞお手にとってご試着してみてください。

初日の12日(土)と13(日)は作家が店頭に立つ予定です。








2019年7月6日土曜日

松屋銀座展覧会

7月10日(水)から15日(祝・月)まで
松屋銀座7Fデザインギャラリーにて展覧会を開催いたします。

定番のK18の作品に加え、
今回は夏らしい涼しげなシルバーを多く展示いたします。

細長く、しなやかに伸びた夏草をイメージして作ったバングルは
葉脈を丁寧に彫り込んで、葉の生き生きした表情を表現しています。
内側は鏡面仕上げ。なめらかな着け心地と時折見せる光沢感も魅力的です。

こちらは遠くから眺めた
波のきらめきをイメージして作ったピアスです。
身につけるとモチーフの薄い形が正面から見えるようになります。
緩やかな曲線同士をつなぎ合わせる稜線が
凛とした表情を見せる美しいピアスに仕上がっています。

作家在廊予定日 10日、12日、13日、14日、15日
夏の装いに身につけたくなる作品の数々
会場ではお手にとって実物をご覧くださいませ。


2019年4月29日月曜日

タンポポ ブローチ

5/17-6/2 恵比寿のギャラリーdeux possonsで始まる個展に出品します、
タンポポのブローチです。

少しずつ暖かい日が増え、通勤途中の道端や、庭の端っこなどに
目にする機会が増えるタンポポ。
鮮やかで優しい黄色の花びらは春を象徴しているようで、見つけるたびに
冬の寒さに固まった体がほぐれるような気持ちになります。

このタンポポを見つけたのは去年の春。
山道を散策中、陽だまりの中に咲いていました。
薄暗い山道にぽっかりとそこだけ日差しが差し込んでおり、
タンポポだけでなく、オオイヌフグリや、カタバミなどの野花が
日光浴をしていたように感じたのが印象的でした。

茎とガクの部分はK18グリーンゴールド、花びらはK18イエローゴールドと
色の濃いK20で作ってあります。
スタンドとなる葉っぱは銀で作り、K18のコーティングで仕上げました。

茎の中は本物のタンポポ同様に空洞になっており、
葉のスタンドにさし飾れるようになっています。

身につけると本物のタンポポを飾っているような自然な印象で、
春以外にもジャケットやコートにつければ、
小さな春の暖かさを身につけているような気分になれると思います。

今回、gallery deux poissonsさんのおかげでとても素敵な
案内状ができました。
ご希望の方は下記のメールアドレスまで送り先をお知らせいただけましたら
枚数に限りはございますが、お送りいたします。

ぜひ会場にお越しいただき本物をみていただきたく思います。
初日の5/17(金)は18:00-20:00までオープニングレセプションがあります。
どうぞお気軽にお越しください。
皆様のお越しを心より楽しみにしております。

作家 山崎 航
mampan@mail.bbexcite.jp



2019年3月4日月曜日

WATARU YAMAZAKI EXHIBITION

5月17日(金)から6月2日(日)まで恵比寿のgallery deux poissonsにて
WATARU YAMAZAKI の個展が開催されます。
今回のテーマは私がよく出かける森です。
とても静かな森を歩いていると、足元には小枝と落ち葉が絨毯のように敷き詰められ、
目の前には自生の木苺がぶら下がっていたりします。
またところどころにある陽だまりで野花が咲いていたりすると、
しゃがみこんでじっくり観察したりするお気に入りの森です。

目線の高さや思い入れなどで実物と比べて、より小さく可愛らしく見えたり、
陽を受けたタンポポが輝いて見えることもあります。
作者の目を通したこの森の植物たちをブローチやピアスなどの
ジュエリーに仕上げて皆様にご紹介できたらと思います。

個展の詳細や新作の情報なども制作の合間に少しずつ投稿してゆく予定です。